3月11日(月)
ラジオ黙とう
郵便局とコンビニ
(菓子パン買ったのに
20円割引券忘れた)
少しだけ庭の草むしり
花粉症の軽い始まり
夜はヨガレッスン
列車に乗り遅れ、でも
あまり寒くなく助かる。
ひとりの時は冷凍商品を
よく食べる。上海焼きそば
水餃子、今夜もうまし。
(ロゼワイン一本ほど飲む)
済州島を舞台にした
オムニバスのドラマ
『私たちのブルース』
全20話、完走なり。
それぞれの登場人物に
スポットのあたる回があり
そこにサイドストーリが絡んで
縦の糸と横の糸の人間模様が
展開されていく。
家族の稼ぎ頭でひとり身のまま
中年になった女性、留学中の娘の
ためにある方法をとろうとする
銀行マン、かつては仲良かったのに
今は激しく仲たがいしている男たち
その男たちの娘と息子が恋に落ち
高校生で妊娠する、謎のよそ者に
見える女性、その女性に一途に
惚れる船長、海部さんたちの結束
老母とのわだかまりを抱える行商人
・・・その他、たくさんの主人公がいる。
常に色んな問題が発生し
どなり合ったり笑いあったり
泣き合ったり、助け合う。
エネルギッシュで、わたしも
このドラマを観ているあいだは
島民の一員になれたようで
さみしさが吹き飛んだ。
*
このドラマについて
『韓ドラ そら豆のブログ』さんの
「韓国ドラマ 「私たちのブルース」 感想 キャストが奇跡の名優オールスターズ」
https://www.kd-sora.com/entry/all-stars-bluesというサイトがよかった。
以下、そら豆さんのサイトより抜粋引用。
●今作の登場人物みんなどこか欠けていて不完全。だから仲間で補い合っているんですよね。助け合いながら乗り越える優しさ。
●この仲間ですが、雑多に集まるほぼ全員が“個人事業主”。学がなくても商才があればOK。上司がいない、完全フリーでみんなが自由人。美貌と、お金がムダにありすぎても使うところもあまりなく。なんとなく、みんなが同じラインにいる。完璧な幸福など誰も期待していないし求めていない。
●当事者ならお先真っ暗になる案件も、ドラマで客観的に見れば複雑なことではなく。堂々としていれば自分が正解になるみたい。
●誰がなんと言おうとあなたは生きている、それだけでチェゴ(最高) ←ココは私が感じたノ・ヒギョン作家のエールです。
『韓国ドラマソムリエ ヌナのお部屋にいらっしゃい』さんの
「韓国ドラマ『私たちのブルース』感想 評価 レビュー」
https://korea-drama-saranhe.com/2022/07/1952/の視点も勉強になった。
以下、ヌナさんのサイトより抜粋引用
●日本もけして障がい者に対して理解がある社会だとは思いませんが、私の体感では韓国ではもっと差別意識が高いなと感じます。ただ、韓国って、今までもドラマが世論をリードしてきたので、今後もっと議論が進んでいくんだろうなと期待しています。(偉そうにすんません) 豪華キャストとロケーションにあぐらをかかずに、こういう重いテーマをエピソードの一つとして入れて来るなんて、ドラマの作り方は日本よりも断然進んでるなと感じました。今まで日本も障がい者差別をテーマにした映画やドラマはありましたが、こんな風にたくさん居る人間の中の一人、として描いたドラマはなかったと思います。
●こうやって「本物の障がい者」をキャストと起用して、本当に新しい試みをしているなと感じたし、しかもこのドラマの中でたくさんあるエピソードの一つとして扱っているところがすごいなと思いました。でもこのテーマだけでも一つのドラマとして成り立ちそうですが、あえて、いろんな人生の中の一つとして描かれている事に、価値があるのかなと思います。
*
さまざまなエピソードのなか
特にわたしの印象に残ったのは
幼馴染の高校生カップルかな。
妊娠したことにつき
男の子も女の子も
親に決して謝らなかった。
「謝ったら赤ちゃんが罪の子に
なってしまう。自分たちは
わるいことをしていない」と
そういう感じのことを云って。
悩み悩み悩みぬいて
自分たちの最良を選択して
いく過程がよかった。
*
さいごに、懺悔。
イ・ビョンホンに似ている
俳優さんっているんだなー
と、ずっと見てた。
(若く見えたし、オーラを隠し
完全に島のオトコになって
いたからさ…。まさか「大勢の
中の一人」として登場するとは
思わなかったのさ)
あの行商人が本物の
イ・ビョンホンだったとは!
3月10日(日)
三週間ぶり母の
ショートステイ。
見送って、9時前には
二度寝のお布団へ。
起きたら16時だった。
*
最近の夜の供、ドラマ
『私たちのブルース』を
観終える。
(別途、続きを)
*
夕、芝生の中の草を
少し抜く作業。
誰に見られることもなく白梅の満開が過ぎ
わたしにとっての唯一無二の魅力をもった人。「(その人と離れたままの)我慢を続ければ一生後悔することになるぞ…」の想像というか道理というか予言というか、そういうものが心をぐちゃぐちゃにして、ぐちゃぐちゃにしすぎて何も考えられないほどになっていいる。
*
なぜ、あのとき勇気を出さなかったんだ、と。未来のわたしが云っている(幻聴)。
幻聴を現実にしないためには???
昨今のうつの波に
ぐらんぐらんヤラれて
いるのは
大きくわけて
二つの柱があると
思ってる。
*
ある人のことを考えすぎて
(考えるというよりは365日
24時間想っているのが常態化
しており、そのなかで
ある方面に心が傾斜して)
いること
それと、どこにも属さず
社会的労働の機会も得ず
身近な場所に気楽な友も
おらず、孤独・孤立した
毎日を送っている
ニンゲンとしての哀しみ
そういう二大柱。
つまり、わたしの場合は
うつの大波に乗ってしまっては
生活が破綻してしまう恐れがある
のを知っているから
うつの小波でゆらゆら
自分をなだめつつ、大波に
飲み込まれないように
自分なりに踏ん張っているのね。
*
外からはその踏ん張りは
見えないし(見せないし)
だからこそその齟齬に苦しむ
こともあるけれど
そういう人生を自分が
作っているのだから
仕方ない。
*
今はすっかり姿を隠し
見えなくなっているけれど
自分を祝福する自分も
どこかにいることを
忘れないでいよう。