FC2ブログ

あわてて死ぬことはない

こんな客観的な(?)観察ができるのだから、まだまだ狂気の域からはほど遠いと安堵していいのであろうが、「かなり厄介な心身の状態」にある、と、臥したままの頭で思う。◆久しく遠ざかっていた、うつうつの大波が押し寄せているようだ。かなり、ヤバイ。意識を覚える状態になると、とにかく、とにかく、辛くて、苦しい(もうちょっとマシな形容はないか?とも思うが、ひとことでいうと、ここに行きつくのである)ので、覚醒しては睡眠界へゆき、覚醒してはまた睡眠界へゆき、の繰り返し。室温35度は超えているであろうなか、体は鉛のごとく重く、隣の部屋の(去年から出しっぱなしの)扇風機のスイッチを押すことすら、できない。喉が渇く感覚さえもてず、水分補給なしに、ひたすら睡眠界を泳ぐ。えっと、この半月余りを思い返せば、「軽~中ほどのウツウツの波をかぶったり、逃れたり」をずっと繰り返し、ときには「今の状態は単なる『怠け病』なのでは?」の余裕が生まれる瞬間もあったけれど、あれは(軽いウツウツの波が引いたり寄せたりしていた日々)この大波の前兆であったのか。◆ずうっと前に、ニュースで知った「餓死した人」のことを、「お金がなけりゃ、泥棒でもなんでもして、生き延びればいいのに。なぜ、餓死などする?」と、お気楽な日記を書いた記憶があるけれど、今なら、わかる。餓死をする(*)人の気持ちが。でも、わたしは餓死など、しないが。

(*)餓死は、なにも「餓死するゾ」と積極的に選んだ末の結果ではなく、無作為の作為が大方であろうと思う。

親鸞の生きた時代、「今の苦しみを早く逃れ、あの世に行って極楽に暮らしたい」と、自死に憧れるお坊さんがあとをたたなかったという。彼らは山に入り、ものを食べず、肉体が枯れゆくのを願ったのである。そんななか、唯円が親鸞に問うた。「他の坊主たちは、早くあの世に行きたいと、死を急ぐのに、わたしはちっとも死にたくはありません。どうしたことでしょう」。親鸞はこう答えたそうだ。「それは煩悩があるからだ」。ふむ、この煩悩とは、現世への執着と言い換えてもよかろう。しかし、親鸞にかかると、煩悩は決して嫌うべきことではなくなる。「煩悩をもった者こそを、仏さまはあわれに思い、浄土に導いてくれるのだ」と。そして「往くべきときがきたら、おのずと往くのだから、なにもあわてて死ぬことはない」そんな意味のことも教えたそうな。

コメントの投稿

非公開コメント

背伸びせず、ゆるゆると日常生活などをつづります

はえともみ

Author:はえともみ
 
万の風になって、生きる。

ちちんぷいぷい~。
(HSPの自覚あり)
「うつと仲良く! ひきこもりだっていいじゃない」と
開き直って生きてたら
元気になってきました。

→ 近年は、老母の観察メモの
(&それに伴う自身の変化など)
色合いが濃くなっております。
・・・ま、長い人生の一コマですな。

徒然な日々も、留まることはない。
すべてがいとおしい。だから書く?

最新記事
過去ログ

2020年 05月 【54件】
2020年 04月 【66件】
2020年 03月 【56件】
2020年 02月 【28件】
2020年 01月 【90件】
2019年 12月 【66件】
2019年 11月 【68件】
2019年 10月 【74件】
2019年 09月 【50件】
2019年 08月 【95件】
2019年 07月 【59件】
2019年 06月 【100件】
2019年 05月 【76件】
2019年 04月 【67件】
2019年 03月 【74件】
2019年 02月 【55件】
2019年 01月 【70件】
2018年 12月 【57件】
2018年 11月 【73件】
2018年 10月 【63件】
2018年 09月 【76件】
2018年 08月 【54件】
2018年 07月 【65件】
2018年 06月 【72件】
2018年 05月 【86件】
2018年 04月 【104件】
2018年 03月 【112件】
2018年 02月 【88件】
2018年 01月 【89件】
2017年 12月 【91件】
2017年 11月 【89件】
2017年 10月 【94件】
2017年 09月 【88件】
2017年 08月 【80件】
2017年 07月 【77件】
2017年 06月 【97件】
2017年 05月 【120件】
2017年 04月 【83件】
2017年 03月 【102件】
2017年 02月 【87件】
2017年 01月 【77件】
2016年 12月 【100件】
2016年 11月 【91件】
2016年 10月 【70件】
2016年 09月 【73件】
2016年 08月 【86件】
2016年 07月 【70件】
2016年 06月 【63件】
2016年 05月 【70件】
2016年 04月 【74件】
2016年 03月 【64件】
2016年 02月 【44件】
2016年 01月 【57件】
2015年 12月 【64件】
2015年 11月 【68件】
2015年 10月 【74件】
2015年 09月 【71件】
2015年 08月 【66件】
2015年 07月 【71件】
2015年 06月 【65件】
2015年 05月 【74件】
2015年 04月 【68件】
2015年 03月 【56件】
2015年 02月 【63件】
2015年 01月 【56件】
2014年 12月 【52件】
2014年 11月 【50件】
2014年 10月 【41件】
2014年 09月 【40件】
2014年 08月 【38件】
2014年 07月 【36件】
2014年 06月 【32件】
2014年 05月 【32件】
2014年 04月 【31件】
2014年 03月 【40件】
2014年 02月 【35件】
2014年 01月 【27件】
2013年 12月 【48件】
2013年 11月 【79件】
2013年 10月 【57件】
2013年 09月 【28件】
2013年 08月 【28件】
2013年 07月 【33件】
2013年 06月 【46件】
2013年 05月 【25件】
2013年 04月 【26件】
2013年 03月 【59件】
2013年 02月 【85件】
2013年 01月 【73件】
2012年 12月 【34件】
2012年 11月 【59件】
2012年 10月 【50件】
2012年 09月 【43件】
2012年 08月 【22件】
2012年 07月 【23件】
2012年 06月 【21件】
2012年 05月 【17件】
2012年 04月 【27件】
2012年 03月 【4件】
2012年 02月 【10件】
2012年 01月 【11件】
2011年 12月 【14件】
2011年 11月 【10件】
2011年 10月 【34件】
2011年 09月 【2件】
2011年 08月 【4件】
2011年 07月 【2件】
2011年 02月 【2件】
2011年 01月 【1件】
2010年 11月 【50件】
2010年 10月 【16件】
2010年 09月 【38件】
2010年 08月 【40件】
2010年 07月 【30件】
2010年 05月 【22件】
2010年 04月 【20件】
2010年 03月 【12件】
2010年 02月 【45件】
2010年 01月 【16件】
2009年 12月 【31件】
2009年 11月 【15件】
2009年 10月 【14件】
2009年 09月 【45件】
2009年 08月 【28件】
2009年 07月 【37件】
2009年 06月 【27件】
2009年 05月 【29件】
2009年 04月 【38件】
2009年 03月 【33件】
2009年 02月 【42件】
2009年 01月 【39件】
2008年 12月 【37件】
2008年 11月 【35件】
2008年 10月 【41件】
2008年 09月 【35件】
2008年 08月 【32件】
2008年 07月 【33件】
2008年 06月 【29件】
2008年 05月 【25件】
2008年 04月 【30件】
2008年 03月 【31件】
2008年 02月 【28件】
2008年 01月 【32件】
2007年 12月 【33件】
2007年 11月 【38件】
2007年 10月 【33件】
2007年 09月 【46件】
2007年 08月 【36件】
2007年 07月 【47件】
2007年 06月 【33件】
2007年 05月 【57件】
2007年 04月 【52件】
2007年 03月 【49件】
2007年 02月 【69件】
2007年 01月 【8件】

リンク