ともみ@ピクニック

四.実家の片付け

実家の片付けで、親子関係がこじれ
絶縁状態になった家庭もあると聞く。

うちは、ストレスをためながらも
究極の片付けをしないまま、ずるずる
来たので、絶縁状態にはなっていないけど。

どんな家庭にも、その家ごとの問題がある
とは言われるけれど、まあまあレベルの
片付け&掃除のできている家が、わたしは
すこぶる羨ましい。

(その道のプロは、親が嫌がるなら
「片付けはすべきでない」と仰る。

しかし、それは親が親のみで住んでいる
ケースであって、親子同居となった場合
どうすればいいだろうね)



「使わないものを、とっておいても仕方ないじゃない」
の理屈は通用しない、(だって、これまで何十年使わなかったけど
この先いつか使うかもしれない、と思っていそうだから)

「こんな汚いモノ捨てたら?」というのも通用しない
(だって、汚いとは感じてないらしいから)

などなどなど、実家の片付けバトルで
展開されがちな、たいがいの修羅場は
体験してきたつもり。

(繰り返しになるが、実家の汚れっぷりは
ただの「ごちゃごちゃ」レベルを超えるのだ。

彼女の五十数年の主婦生活で買ったもの
趣味の作品、はるか昔の景品や土産物
家族の暮らしてきた手垢のついたモノ
父の勤め人時代にいただいた品々
親戚からももらったお古の服や家電などなど)



最近は、「モノを整理したって、あなたの生きてきた
誇りや思い出が損なわれるわけじゃないんだよ。

あなたの尊厳はなにも変わらない。むしろ

モノを整理して、より心地のいい時間を
これからの未来に呼び寄せればいいじゃない」

「人生、まだまだこれからだよ」

「全部捨てろって話じゃないの。要るものは要るもので
きれいに整理しようよ」

というようなことを、もっと砕けた口調で
母に言ってみるのだけど

どこか「とってつけた」ような話ぶりなのだろうな
・・・自分でも、しらじらしい印象が拭えない・・・
まったく彼女の心には届かないようである。

(そして、たまには、「もしわたしが先に死んだら
あんたどうやってこの家を片付けるの?」という変化球や

「あー、死に逃げする人はいいよね~」などのイヤミも言ってしまう)



ひとつひとつ手にとって、子が
モノの思い出話を聞くことで、親の心が休まり
気持ちの踏ん切りもついて、親が自主的に
モノの処分をするようになる・・・

という話をよく特集番組などで見るのだけれど
そこに至るまでの道のりも、たいへんだろうなぁ。



母もまったく整理していないわけじゃなくて
わたしがガミガミ言った後、何年かに一度くらいは
局所的に「整理の手を入れる」ことはあるようなのだけど

それが実質、未遂に等しいレベルなのだよなぁ。

ほんと、片付ける力がないのだろうなぁ。

モノは種類別に一箇所に集めて、「要る・要らない」の
整理をすればいい、というけれど

(先日も、押入れ一間分ほどの布団を出して
八畳間を埋め尽くした。布団、他にもまだまだ
あるんだけど)

仮に母の服を集めたら、何百枚になって
それだけで「力尽きる」のではないか、と思う。
(整理の前に卒倒しそうだ、わたしが)

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