ともみ@ピクニック

暗闇のなかの明りだった、か

おまけ五


と、いうわけで、一件落着。

なのだけど、Hさんに連絡しなきゃと
再度電話をするも、誰もでない。

「どうしよ、困ったな」と、子機を手に
玄関の外で立っているところに
Hさんご夫妻、軽トラで到着。

(名簿のほか、あれもこれも用意していて
家を出るのが遅くなってしまったと、奥様。
なんとなくHさんの性格がわかる)

「誰に頼ればいいか分からなくて
電話してしまいました」と謝り
ことの経過を報告。

しばし立ち話をして、お帰りになられた。



不意の老婆の登場から、かれこれ
三十分ほど経ったのだろうか。

風呂上り、長袖Tシャツワンピースに
バスタオルを羽織っていた身

すっかり体が冷えてしまった。

そういえば、あと「送信」するだけと
なっていたメールが手のなかにある。

・・・そもそも、ゆっくりメールをしようと
風呂上り外に出たのだった。

そして老婆がうちに現れたのは
そのメールを送信しようとした
まさに直前。

外灯のとぼしいエリアで
徘徊していた老婆は、我のケイタイの
微かな光に吸い寄せられたのかも・・・

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