2017/05/09 (Tue) 象徴天皇・陛下の人権

夜、NHKの生放送
『私たちと「象徴天皇」』を観た。

冒頭、天皇のイメージを問われ
パーティーによく参加している、と若い人
おごそかなものを感じる、と老人が
答えていたのには、ごほっ。

以下、番組で触れていたことも
触れていないことも、思うまま
書いてみる。

・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・ ・  ・

天皇退位を、恒久制度化するか
一代限りのものとするか

どちらを選ぶことがベターなのか
正直わたしには分からないけれど

少なくとも「陛下のご意志」を踏みにじった
結果になりそうだというのは、気がかりだ。

(前にも書いたが、天皇は
内閣の奴隷になっている現状がある)


番組では取り上げられていなかったが
わたしは昨今の「教育勅語」復活志向
表面化の動きを見ていて

「これって、教育を受ける者だけでなく
象徴天皇として懸命に努めを果たされてきた
天皇に、ものすごーく、言い訳ゼロのレベルで
失礼なことである!」と思うのだ。


天皇は国民の心の支え、という
ぼんやりとした感覚は
わからなくもないけれど

そのご負担、(ご公務の多さだけではなく
「人権がない」というのが、わたしとしては
一番の気がかりだ)、を思うと

天皇家の維持に疑問は残る。

美しく、かつ、痛みをもって
天皇制度を記憶の産物とする道も
あるのだよなーと思わないでもない。


被災地への精力的な慰問などの
公的行為は、天皇の務めの本道ではないので
次の天皇にも同様のことを期待してはいけない
という話には深く同意。

(天皇陛下だけでなく皇后陛下についても
国民はこの認識を刻んでおかなければならない
と、わたしは声を大にして言いたい)


「聖徳(せいとく・聖なる徳)」という言葉を
初めて知った。

「天皇は血筋だけでなく、聖徳を備えていなければ
ならない云々」というふうに使うらしいが

こんな押しつけを
国民は国民という権利を利用して
天皇に抱いていいものか???

(「歴代は・・・だった」とか、「天皇とは・・・であるべき」
というのは、国民の陛下に対する押しつけだと
どうして誰も言わないのか?)

番組では、陛下のご高齢や、公務の多さを
(当然ながら)熱く語られていたけれど
どうして誰も陛下の人権を語らぬのか。
(NHKでは語れないか)


陛下の退位に負けず劣らず気になるのは
女性による宮家の創設である。
(今やらんでどうする! じゃろ)

と思っていたら、番組の後半で
とりあげていた。

が、ある時点で、頭固まる。

「男系神話」について、わたしは
否定も肯定もできないのだ。

思考が停止してしまうのだ。

それがどいう意味なのか
(表面的な理解はしてるつもりだが
それに本当はどういう意味があるのか)
分からないのである。

本来の意味が不明でも
伝統や神話という着ぐるみで
大事そうに扱われているもの
って、・・・むずかしい。


「天皇は存在して下さるだけでいい」
という意見がある。

わたしも、そう思ったときがある。

しかしよく考えてみたら

「あのお方が、同時代に存在して下さる」
ことが、わたしにとっては喜びなのであり

天皇という地位がなくとも、別にかまわん
という言い方もできるのではないだろうか。


象徴天皇とはなんであるか? という問いに
今のわたしが答えるなら

陛下ご自身のご努力のもと、国民が
築き上げた壮大な物語、となるだろう。

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