ともみ@ピクニック

(前)phaさん『しないことリスト』

人間には、からだの強い弱いとは別に
精神的な負担に強い弱いの傾向があると思う。

弱い者は、弱いまま、の場合もあるし

「弱さ」を自覚して、工夫して
かえって「強さ」に変換する術で
生きている者たちもいる。

後者のうち、ニート界で有名なのはphaさん。

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例えば、Phaさんの「つらいこととの距離のとり方」は
万人にとってのベストとは思わない。

けど、「つらさ」のあまり他者を傷つけたり
自傷したり、はたまた自殺するくらいなら

直ちに、Pha式「現実との折り合い」を参考にしろ、と思う。

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phaさんの本『しないことリスト』のなかで
印象にのこった文章を引用しておこう(改行省く)。

小さい頃から怠け者で、すぐ「疲れた」と言う子どもだった。人と話すのも友達を作るのも苦手で、毎日学校に行くのはしんどかった。ずっと家で寝ていたかった。でも、行かなきゃいけないことになっているので、我慢して通っていた。「他の人は普通にできていることができない自分は、ダメ人間なのか」と自己嫌悪に陥ることも多かった。(6頁)

寝不足という理由で会社を休むことは、この社会ではあまり認められていない。そんなことで休もうとすると「何言ってんだ!」って怒られそうだ。でも、個人的には寝不足で仕事をするなんてことは非人道的な拷問のようなものだと思う。(84頁)

(前略)大前研一さんの次のような言葉を見つけて、「確かにそうだな」と納得した。人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。(102~103頁)

結局、人の発言はすべてポジショントークに過ぎないんじゃないか、ということをよく考える。(略)。物事なんて、「どういう立場から見るか」という目線の置き方によって丸にも三角にも四角にも見えるものだ。(略)。ポジショントークというと、一般的には「偏ってる」「よくない」みたいなイメージがあるけれど、結局、人間は自分のポジションを基礎にしてしかものを考えられないので、ポジショントークを肯定的に捉えることが大事だと思う。(略)そうした他者に対する寛容さを持っているほうが、結局、自分自身もラクに生きられると思う。(112~115頁)

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