ともみ@ピクニック

一.カフカは免罪符

じーん。感動。
カフカのその弱さがいとおしい。
と思った。

頭木弘樹さんの
『カフカはなぜ自殺しなかったのか?』
という本の感想である。



ひきこもり体質で、ニート気質たんまり。
逡巡の人。(そしておそらく面倒な人)

しばしば
わたしはカフカ、カフカはわたしか!
といいたくなった。

迷ったとき人は、迷う苦しさから逃れたいということもあって、最後はえいやっと、どちらかに決めてしまうものです。向こう側に飛び越えるのです。そして、後悔したり、後悔しなかったり、後悔してもこれでよかったのだと自分に言い聞かせたりします。しかし、カフカは決して飛び越えません。永遠に迷い続けます。それは優柔不断とも言えます。しかし、妥協しない徹底さとも言えます。決断できない弱さであり、決断しない強さです。永遠に迷い続けるとどうなるのか? その答えがカフカです。
(243~244頁。改行は引用者により省く、以下同)

わたしはカフカの小説を(手をつけたことは有)
ちゃんと読んだことが一度もないのだけど

この評伝を読みはじめたある晩
散歩しながら、「カフカは免罪符」
という言葉が降ってきた。

カフカは、わたしにとっての免罪符?

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