ともみ@ピクニック

雨に濡れた犬を見て見ぬふりする気分

3月23日(木) 

一人宅に戻りそびれ
だらだらの渦から抜け出せずにいた午後

「(連休中コウちゃんの所に行っていた)
土産をもってくる」との姉の電話に

「ついでに、Sちゃんの所に連れてって」と頼んでいる母。

(Sちゃんの孫の大学入学祝いを持って行かなきゃと
かねてより気にしていたので)

それを耳にはさんだ我は
「わたしも(姉の車に)乗せてってもらおう」っと
支度をはじめる。

で、しばらくして居間に戻ったら
母、「某駅から実家の最寄駅までの時刻表」
を書き写した紙をくれるではないか。

(この時刻表、帰りは一人になる母のために
「写しておいたら」と我が渡したものなのだけど
母は我の分まで書き写してくれたのだ)

え、ええっ。

わたしは「一人宅」に戻ることばかり
ここ数日考えていたので、頭のなかは
それで一杯になっており

「(姉の車に)乗せていってもらお」は
一人宅に戻るための乗り換え駅まで
乗せて行ってもらう意味だったのだけど・・・。

母は、先日のホームセンターの精算をしに
行くための外出だと思ったらしい。
(そして、また実家に戻ってくるのだと)

(Sちゃん家も、乗り換え駅も、ホームセンターも
それから姉の家も、同じ市内にある)

母の誤解に気づき、わたしが「一人宅に戻るのよ」
と告げたときの、母の落胆といったら・・・。

(まあ、いつものことだけど。数日、離れるだけでも
寂しいらしいのだ。独りになりたくないらしいのだ。
ちなみに、ひきこもりの我よりも、老母のほうが
天と地の差で現役社交していて、いくらでも直接あるいは
電話でお喋りする友達等いるのに、「生活」を独りですることが
心震わすほど、寂しいらしいのだ)

(この数年、お互いに歩み寄り、母も成長したので
・・・娘に迷惑かけられない、の思いはあるようで・・・・
一見気丈にしている彼女だが、その心は想像に難くない)

雨に濡れた犬を見て見ぬふりする気分で
わたしは平然をよそおう。

結局、姉が来て、そのまますぐ母我、車に乗って
Sちゃん家に行き、(母、一人でSちゃん家から
乗り継ぎ駅までのバスに乗るのが億劫だったらしく)
長居せず、お祝いだけ渡し、そこからホームセンターに
直行し、「これこれしかじか」と、未清算だった品の
お金を払い、その待ち時間に、(母お持ち帰りの)
長芋の苗を買い、目出度く、乗り換え駅まで
送ってもらって、姉とはバイバイ。

(はぁ、一気に用事が片付いた)

駅では、我がトイレに行っているあいだ
押し寿司でも買おうといっていた母が
パン屋に入って、うろうろ。

おお~、そうきたか。
(ここのパン屋、高いのよね)

(我が「いらない」と本音を言ったら、母
「ならわたしもいらない」となるのは必須なので
お付き合いせねばね~)

パンを手にいれた母は、押し寿司のことを
すっかり忘れたようで、そのまま改札へ。

母を見送り、我は一人宅に帰るための
ホームへ向かう。

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