ともみ@ピクニック

4.「雑巾がけ10年」→「喜び組」

(ひとつ上のおまけ)

まあ、わたしのアタマのなかの諸々を
代弁してくれるような語りはネット上に
多々あるけれど

最近、「これじゃ!」と思った一番は
内田樹先生の3月15日のつぶやきか。

(前略)電話取材。今回の事件についてどうですかというので、これは「努力と成果が相関するきわめて精度の高い格付けシステムを設計した官邸の功績」ですとご説明しました。努力の「ものさし」はたった一つ。「安倍首相が喜ぶことをする」、それだけです。

それをすると迅速かつ直接的に「褒賞」が与えられる。そのスピードと精度の高さがこのシステムの最大の取柄です。政治家も官僚も自分の才能や努力と組織内の出世が必ずしも相関しないことにつよいフラストレーションを感じています。ですから、この査定システムの「合理性」を大歓迎する。

「日本会議に入ると何ポイント」「靖国に参拝すると何ポイント」「教育勅語をほめたたえると何ポイント」「民進党の悪口を言うと何ポイント」「朝日新聞の悪口を言うと何ポイント」・・・という非常にわかりやすいポイント加算方式です。この効率性と合理性にみんなのぼせ上ってしまったのでした。

今回の事件は関係した政治家も官僚も私人たちも「どうすれば安倍首相が喜ぶか」を競って忖度しました。そして、実際に「最も過激に阿諛追従した者」に破格の褒賞が与えられた。この評価の精度の高さと褒賞が出るまでのタイムラグの短さが、「安倍一強」システムの鍵だったのでした。

これまでのプロモーションシステムは「雑巾がけ10年」というような「キーボードを押してもなかなかディスプレイに文字が表示されないワープロ」みたいなどんくさいものでした。でも、「安倍一強システム」はそれを「キーを押せばすぐに文字が出る」仕組みに改良したのです。賢いなあと思います。

というような話を電話で1時間もしてしまいました(平川君と今日しゃべって収録できなかった話の続きだったので)。でも、「努力と成果の迅速かつ正確な相関」と「ものさしの一元化」と「可視化」は現代人の行動パターンを解析する鍵だと思います。


(以上、内田樹氏のツイッターより)
https://twitter.com/levinassien

ふんがぁ。


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