ともみ@ピクニック

1の3.流行の「成人式」

◆「二分の一成人式」

近年流行りの、十歳の節目に行う
「二分の一成人式」という学校行事。
(小学校四年生。保護者参観の日にやる)

生まれてきたときの写真とか、十年間の思い出とか・・・
「お父さん、お母さん、ありがとう」と感謝状を書いたり
「二分の一成人式」授与式やったり・・・

前提として、「モデルタイプの家庭で
生まれ、育っている」ことを土台として作られている。

これも一見よさそうだけど
家庭ごとに、事情が違うのだ。

例えば、養子の子も、親に
「どの病院で生まれたの?何グラムだったの?」と
「誕生時の思い出」を聞いてこなければならない。

いろんな子どもがいるのに、親のいない子、
シングル親の子、虐待されている子・・・
それぞれの家庭の事情、時期的タイミング・・・があるのに

そもそも子どものプライベートを侵害しており
場合によっては子どもを傷つけかねない。


◆「誕生学」にしても、「二分の一成人式」にしても
教える大人と、見ている大人が、感動するだけ。

子どもにとっても、他者への想像力を狭める。

例えば、多勢の論理
「子どもを愛せない人はいないよ」という
土壌が加速されてゆく。



(つづく)

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