ともみ@ピクニック

1の2.「誕生学」の押し付け

◆「命を大切にする」教育の危険

公益社団法人誕生学協会の「誕生学」は
誕生のすばらしさを伝えることで
自尊の感情を育み、イジメや青少年の自殺を減らす
ための教育プログラム。

この「誕生学」を取り入れる学校が増えている。

一見、イイように見えるけれど、
自殺にまつわる専門家は警戒している。
「自殺予防にとって、最もよくない」と。

今、思春期の子どもの約一割はリストカット経験がある。

◎辛いのは「自分のせいではない」と知ること。
(誰にも言えず、「自分が悪いんだ」「自分が弱いんだ」と
一方的に自分を追い詰めている子が多い)
◎大変なときには、誰かに頼る。
この二つが、子どもの教育に一番重要。

「命を大切に。生まれてきたことはすばらしい」
と教えるのは、傷付いている子には逆行為。

(例:「命が大事なら、なぜ自分は虐待されたの?」
「誕生はすばらしいことというけれど、ではなぜ
自分はこんな環境にあり、誰も助けてくれないの?」
と思ってしまいがち)

死にたいほど辛い思いをしている子に、
「命は大事」と道徳的な言葉をかけても
「自分はダメなんだ・・・」の思いが進むだけ。

また、「誕生学」は
「命を大事にできない人は、弱い人間」と
捉えるような一助となりかねなず、むしろ
人の痛みがわからない人間を作り出す危険も。

今は、「道徳教育(命は大事)」ばかりして
「健康教育(どうやったら命が守れるか)」が
まったくおざなりになっている。


(つづく)

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