ともみ@ピクニック

6.一夫多妻制

世の男性たちが羨んでいるかもしれない一夫多妻制は
たしかに4人まで『コーラン』のなかで認められているそうだ。

(しかし、そんな制度があっては、モテる男はますますモテ
モテない男はますます指をくわえることになるから
世の男性全員が、一夫多妻に憧れているわけではなかろうな!)

「ただし孤児たちの案ずるならば」というのは、千四百年ほど前のイスラム誕生の頃、宣教のための戦いで夫が亡くなった場合、残された妻と子どもを路頭に迷わせないように、その女性を引き取って重婚してもいい、という意味だったのでしょう。性欲に任せて複数の妻をもっていいと言っているのではありません。 (163頁)

また、イスラム教徒が結婚するときは、男性から女性へ
「婚資〔こんし〕」というものを支払うルールがあるそうな。

相手の親に渡すのではなく、相手の女性に渡すもので
仮に離婚することになっても、このお金を取り返してはいけない。

「離婚するときの慰謝料をデポジットとして渡すようなものかも」と
著者はいう。

多妻の場合、もちろん、全員平等に、この「「婚資」を渡さなければ
いけないそうだから、多妻婚しようとする男性も大変なのである。

結婚するときに、離婚したときに妻に渡しなさい、というのは、結婚式で永遠の愛を誓わせるキリスト教からすればとんでもないことかもしれませんが、イスラムでは「永遠」は神の手にしかありません。人間が永遠なんて誓ったってウソに決まっている、結婚するならできるだけ契約をフェアにしなさい、と言っているのです。 (165頁)

ヨーロッパにも日本にも、婚子外をひどく差別してきた歴史がありますから、千四百年前に姦通の禁止と重婚の承認を決めてしまったことは、ある意味ではすごいことだと思います。 (165~166頁)

妻はみな平等に、ということは徹底されています。〔略〕〔改行〕この、平等ということはあらゆる場面においてです。夜を一緒に過ごす回数も平等でないといけません。〔改行〕ちなみに、最初に結婚した人が歳をとったから若い子も、という選択も可能ですが、妻に対しては性的な関係も平等でなくてはなりません。その覚悟がありますか。複数の妻をもつとは、本来、そういうことなんです。 (166頁)

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