ともみ@ピクニック

8)こんな現場

★一部の好例★

日本では公的機関の漁獲規制はまったく機能していないが
独自の自主規制で水産資源の向上を実現しているところもある。
(千葉県外房のキンメダイ。京都の底引き漁業。駿河湾のサクラエビ)
・・・ただし、自主管理が上手くいくのは、定住性の小規模資源だけ

★国が成功事例の足を引っ張る★

京都の底引き網漁は、厳しい自己管理が認められ
持続的な資源管理をしている漁業に対して与えられる
国際的なエコラベルMSCを、2008年にアジア初獲得。

(MSCは魚種、漁法、エリアを限定して認証される。
このときはアカガレイとズワイガニが認証された)

しかし、当時、ズワイガニはやや減少傾向にあったのに
国が漁獲枠を増加させ、全体の漁獲量を増やしてしまった。

そのため京都府の底引き組合は漁獲量を規制していたにもかかわらず
「資源全体としては規制がなされていない、資源管理ができていない」と判断され
2012年の再審査でズワイガニがMSCの対象魚種から外される事態に。

これは、独自に自主規制している漁業者の足を国が引っ張る例である。

〔資源が減少しているなら、まずは資源の規制をしなければいけないと
小学生でも分かりそうなことなのに、なぜに国は漁獲量を上げるのだろう?
もちろん国はズワイガニの資源減を知っており
資源回復の計画まで策定していたというのに・・・。まったく、訳が分からんな〕

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