ともみ@ピクニック

9)日本の水産と、中国

★中国の戦略★

日本の水産業と、中国の戦略には大きな関係がある。

「中国人が世界の魚を食べつくしている」マスコミ報道
もあるが、事実はそうではない。

・・・中国は水産物の自給率を100%越えている
・・・中国は世界屈指の養殖大国

中国のしたたかな戦略
a)公海や日中暫定水域などの自由に操業できるエリアは、持続性を無視した操業
b)アフリカや太平洋島嶼国では現地に合弁会社設立し、他国の水産資源のアクセスを確保
c)自国内では、大規模養殖を推進、持続的に生産を伸ばす

→中国は、「他国の水産資源のアクセス」「国内養殖」を確保して
水産物輸入の生き残り道をもっているので、仮に日本と中国が魚の取り合いをして
両者のあいだのエリアの水産資源が枯渇しても、困らない。

→むしろそうなれば、日本は今以上に、水産物の輸入を中国に
依存せざるを得なくなり、中国が優位に立つという戦略が考えられる


★拡声される、まことしやかな説★

日本近海から魚が減った、一般的によく言われる理由
1)中国・韓国船による乱獲
2)クジラが食べてしまった
3)地球温暖化

しかし、著者は、個々事由をあげて
これだけが原因とは考えづらいor科学的な根拠が脆弱or当てはまらないとし

日本漁船による過剰な漁獲、つまり水産資源の「元本」を減らし続けた結果
「残高」が底をつきかけているのだと述べる

〔後述になるが、水産庁と業界団体は、自分たちに都合の悪いことにはフタをして
こういった外部の要因ばかりがクローズアップされる構図を誘引しているようである〕

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