ともみ@ピクニック

ちきりん&ウメハラ(5)

ちきりん 物差しの是非について考える人は、学校エリートにはなれないです。与えられた物差しに疑問を持つヒマがあったら、その物差し上で一番大きな数字をたたき出そうと頑張るのが学校エリートだから。

ウメハラ でもそういう人だって、実は早くから「ホントにこの物差しでいいのか?」と、うすうす疑問を感じてたってことはないですか? 目をつぶって生きてきただけで。

ちきりん どうしてそう思うんですか?

ウメハラ ゲームの場合、勝ってる限りごまかしがきくんです。自分のプレーに納得してなくても、あんまり人気が出なくても、勝てば気にならない。ところが負けたとたんに、負けたこと以上に、そういう問題が重くのしかかるんです。

それと同じで、心の中では「なんか違う」と思っていても、とりあえずうまくいっている間は目をつぶって生きられる。でもレールが途切れた瞬間に、心の中にずっと前からあった問いと向き合わざるを得なくなる。それでいきなりつらくなるんじゃないですかね。

ちきりん つまんない状態はずっと前からだけど、学校の成績が良かったり、会社の業績や給料もいいと、自分の中の疑問に向き合わずに済んでしまうってことですね。だとすると外部環境がいいのも善し悪しですね。本質的な問題に気づくのが遅れちゃうんだから。

(『悩みどころと逃げどころ』94~95頁より)

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