ともみ@ピクニック

エンドレス移住願望(1)

最近、離島に移住した人のエッセイを読んでいて
「わたしはなんて能天気なのだろう」と思ってしまった。

いつもいつも心の隅に、しんどくなったときは特に
「ここではないどこか、に、そのうち移り住みたい」
(家人の世話をしなくてよくなったときには
また北陸を離れたい)願望を抱えているのであるが

そんなわたしには
「単身者が、まっさらの人間関係の移住先で
はたしてうまくやっていけるのだろうか。
さみしくならない?」という配慮がゼロなのだ。

夫婦単位の移住、夫婦プラスαの家族移住
会社の転勤、就職・就学のアテがある、わけでもないのに

「移住先での仲間の確保」の目処のないことを
ぜんぜん心配していないのだ。

でも、女性である著者は、移住を決める前から
「友人知人の存在」「移住先駆者の(特に単身女性の)多さ」
などの、自分がそこで暮らした場合のネットワークについて
ちゃんと考慮しておられて、わたしには衝撃。

そもそも、今が閉じた暮らしだから
(そして、むしろ知り合いの誰もいない土地に行きたい
願望があるから)

「移住先の仲間確保」という目線が
わたしにはなかったのだろうなぁ。

うーん。

一人が好きだから、大丈夫だもん、と
これまで漠然と暢気に構えていたけれど

実は過去、会社員として働いていたとき
東京から名古屋の、しかも小さな部署に転勤となり
とてもとてもさみしい日々を経験したことがあるんだよなぁ

(あの頃は、遠くから遊びに来てくれる友人たちがいても
それでもさみしかった。この先の移住では、おそらく
誰も遊びに来てくれる人なんていないだろう)

それに現在、さみしい思いをしないで済んでいるのは
親が生きており、帰る場所があるという安心感があり
また先祖の暮らしてきた地元で過ごす時間が多く
(目に見えている以上に)助けられている部分がある
のだろう

どこにも所属しない、一人ぼっちのわたしが
まっさらの土地に行って、どーなっちゃうんだろう

と、ほぼ、初めて意識した。

* * ひとつ下に続く * *

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