ともみ@ピクニック

道しるべ(1)

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『人生の道しるべ』
(宮本輝さんと吉本ばななさんの対談集)

電車のなかで読みはじめてすぐに
「読むのがもったいない」と思った本。

でも読み終えてしまったよ・・・。

たとえば友人知人が多くって、仕事が繁盛していて
家族と仲良しで、趣味に充実していて、などなど
傍から見たらスムーズに人生が回っているように見えたとしても
そういうこと(社会的な部分)とはまったく違ったところで、どんな人にも
「生きるのって孤独だな」と感じる瞬間があるのでは?

この本は、あるタイプの人たちにとって
そういう孤独を溶かす助けになるだろうと

実際に溶かされたわたしは思うのだ。

(お二人とも、生きていて下さって、しかも
わたしと同時代に生きていて下さって
ありがとうございます、なのである)

またいつか再読したい。

ぼく、楽観主義というのは、その人の天性のものではなく、自己訓練の結果だとつねづね考えているんですよ。自分の力では、いまはどうにもできないと覚悟して、ばたばたせずに、もうちょっとどっちに行くかわからん小船に乗っていられるかどうか。こういうことは実生活においても、たくさんありますから。そのとき幸福を求めている限りにおいて、人間は強くいられる。
(宮本さん。50~51頁)

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