ともみ@ピクニック

わたしの考える B I (一)

ベーシックインカムという概念を知ってから
もう何年経ったのか忘れたが、そのときは
「現実化」からほど遠いものと認識していたな。

それが、スイスではもうすぐ
その是非を問う国民投票が行われるそうだし
ドイツなどすでに実験的な試みが始まっている
お国もあるらしい。

ベーシックインカムといえば
◎財源
◎労働意識の薄れ

この2つが争点に挙げられがちだけど、わたしは

賛成派の人々が述べているように
年金、生活保護、各種手当てなど、社会保障費を一律
ベーシックインカムにもっていき賄えばいいのでは? と思うし

これにより人間の「働きたい」欲が消えたりはしない
と考えるのだ。

後者について、もう少し、わたしの考えを。

◆労働意欲が薄れるとすれば、それは
「やりたくない仕事」をお金のために働く生き方が
減る、ことを意味するのではないか?
(それのどこがいけないの?)

◆人にはそもそも、なにかをしたい欲があり
ベーシックインカムが保障されようと、働く人は働くのである。
(そのときは、より、自分の望む働き方が実現されよう)

◆世の中には、十分な財産をもっていても
生き生きと働いている方がたくさんいらっしゃる。
(みながみな、お金のためだけに働いているのではない)

◆もちろん、ベーシックインカムの実現で
社会的な労働を一切しない人も出てくるだろう。
しかしこれは、働き蟻の集団で一定数は必ず働かない蟻が出てくる
という科学的な報告にあるように
そういう存在は集団のなかではお約束(必須)なのである。

◆社会的な労働を一切しない人の数が
ベーシックインカムで増えるかもしれないし
あるいは社会全体のストレスが減り(←ここ重要!)
「これまでの社会では働けなかった人」も働けるようになる
かもしれず、その増減は実際には分からない。

◆ベーシックインカムの限定的試みを行っているドイツでは
「働いている人のストレスが減」という結果があるそうだ。

◆近い将来、ロボットが人間の仕事の大半をこなすようになる
と言われているなか、ベーシックインカムという安心材に支えられ
人は魂を傷つけるような労働を減らし、より魂を豊かにする仕事に
近づきやすくなるのではないか。

(上記言い方は語弊があるかもしれないな。「魂を傷つける」なんて
けっこう乱暴な表現だ。でも世の中には、売り上げをもたらすために
「人々の不安を煽ったり」「ウソをついたり、騙したり」という仕事は
なにげに色々転がっていて、そういうのはコマとして分担している
本人には自覚は薄いかもしれないが、徐々に魂を傷つけているともいえる。
その他、忙しすぎて、他人に横柄な振る舞いをするとか
成績を上げるために足のひっぱりあいをするとか、効率ばかりを重視する
働き方では、本人も、まわりにいる人も、知らぬうちに傷つくんよ)

◆それは、文化や芸術、その他いろいろなものの開花につながるだろう。

◆そもそもベーシックインカムは、「労働するな」「お金を稼ぐな」という
施策ではまったくなく、仕事好きな人はこれまでと変わらず働けばいいし
もっともっとお金を稼げばいい。また、もちろん、仕事はしたくないけれど
お金をいっぱい欲しい人も、そのために働き続けばいい。

◆つまり、ベーシックインカムは、視野と生き方を広げこそすれ
けっして狭めるものではないのだ。

◆ただし、なかには「強制されていたほうがラク」という価値感を
もっている人もおり、「人生の選択の増」は、そういう人にとっては
辛い事態になるかもしれない。

◆日本での問題は、現年金受給者や、将来厚生年金を
がっぽりもらえるはずの人々にとっては、ベーシックインカム導入により
収入がうんと減ることになるので、その層の不満があるのかな。

以上、思いつくことを、だ~っと書いてみた。

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