ともみ@ピクニック

絲的炊事記

最近読んだ本

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絲山秋子さんのエッセイ
『豚キムチにジンクスはあるのか』

副タイトルに「絲的炊事記」とあるように
著者の日常ごはんが描かれているのかと
思っていたら、実はこれ、雑誌のHanakoの企画連載で

原稿を書くための、涙ぐましい努力
・・・冬なのに、毎食、冷やし中華を食べ続けるとか
デパ地下惣菜でチャーハンを色々作ってみるとか
エスニック料理の勉強のためにお腹はちきれそうに
なりながらお店をはしごしたり
連載途中、恋に落ちてごはんを食べられなくなったり
などなど・・・の元に成り立った

渾身の力をこめた食事記なのであった。

うー、読者としても、おつかれさまでしたと
絲山さんにお伝えしたい。
(十年ほど前の本だけど)

ところで、この本を読みながら
誰しもに料理(食事)の癖ってあるのだなということを
あらためて思った。

自分を省みれば、(時季的な変化はあるものの)
基本的には同じようなものばかり食べている。

どちらかといえば「あっさり」派で
たまにフライなどを食べたいときはお店で
買ってくる。

ひとり宅ではインスタントや既成惣菜の日も多い。

最小限の調味料のみで、やりくり。

などなどなど。

ちなみに、「最小限の調味料」なのは
「目先を変えたものを買っても、使いきれない」
(結局、舌がなじみのものを欲する)
のが理由なのだけど

サンバルソース(インドネシアのソース)の記述に触れて
「ちょっと使ってみたい」誘惑に駆られたのであった。

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