ともみ@ピクニック

大人たち(わたしもその一人)

やっぱ、やっほーだな、坂爪さん。

先日、東京の国分寺で開催されたトークイベントに、17歳の女の子が遊びに来てくれた。彼女が「高校は一年生の時に退学をしました」と話すと、周囲の大人たちは「これからどうするの?」とか「やりたいことはあるの?」とか「親は心配していないの?」などと、彼女を質問責めにした。質問の答えをしっかりと考えている彼女の時間をさえぎって、勝手に気持ちを代弁したがる大人や、何も聞かれていないのにアドバイスをしたがる大人もたくさんいて、私は「みんな待てないんだなあ(こうしてこどもは潰されるんだなあ)」と思った。

後ほど、彼女に「今日はどうだった?」と尋ねると、彼女は「あのひとたちとはコミュニケーションがとれないと思いました」と話した。彼女曰く「まだ何もわたしのことを話していないのに、このひとたちはいったい何のアドバイスをしているのだろうかと思いました」とのこと。別に怒りを覚えている訳でもなく、悲しみを帯びている訳でもなく、冷静な感想として淡々と語る彼女を見て、最高だなあと嬉しさを覚えた。これからも、永遠に彼女のままでいてほしいと思った。


(坂爪圭吾さんのブログ『いばや通信』   http://ibaya.hatenablog.com/
2016年4月9日付「生きていることを実感したければ、死ね。」より引用)

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