ともみ@ピクニック

執着か

●●●

『執着生きづらさの正体』香山リカ著

まず前段として、こういう本を読んだからといって
おのれのなかの執着が消えるとか、生きるのがラクになる
なーんてことは、まあ、ないだろうと、承知してはいるのである。

ただ、ときに、魔がさしたように、自分以外の人が
こういった類のことを語るのに耳を傾けたくなるときがある。
(しかも、こういっては失礼かもしれないが、香山さんの本なら
するする~っと、ライトエッセイ感覚で読めるだろうと)

うーん。

恋愛、母娘の依存関係、モノを溜め込む・片付けられない
美へのこだわり、老いの不安、ストーカー、自己愛
SNS地獄、ネトウヨ、ヘイトスピーチ、女性らしさ
男性らしさ、愛する人の喪失・・・・ などなど
香山さんの観察が綴られているのだけれど

なかには、ネット上で誹謗中傷を繰り返す人たちに向け
私(香山さん)は日々ツイートで戦っている。なぜなら
そうしているあいだは彼らの差別発言が私に向かうので
その分、マイノリティーが直接傷けられることが減るから。
つまりマイノリティーを守ってあげることができるのだ。
なのに「それは相手と同じ土俵に立つことになるから止めな」と
私に注意をする人たちがいる。なぜネトウヨたちを批判せず
私を批判するのだ。私がネトウヨとツイッターで戦っているのは
論文を書くことよりも意味あることなのに! っていうような
話が展開される部分があり

ええっ? 香山さん、大丈夫だろうか? と思ったのだった。

ところで
この本のなかで一番(というか唯一?)いいなと感じたのは
呼吸のトレーニングなどの瞑想の紹介である。

PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する