ともみ@ピクニック

「気分が良くて何が悪い?」

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村上春樹さんの『職業としての小説家』

この本にめぐり合えたわたしは幸せだ、と思った。

文章というものはいくらでも装飾が可能だし
引き算しまくって意図たるものを覆い隠すことも
できるけれど、いかなる人の文章にも
その人の魂のようなものは滲み出てしまうものだと
わたしは考える。

小説家人生の秘法本という類になるのかな。
(と、さらっと書いたが、そんな類あるんか?)

去年読んだ、横尾忠則さんの芸術家半生を
つづった『言葉を離れる』に並ぶ、この本が
世に出てくれたことに感謝したくなる本だ。

こういうお人がいらっしゃると知ることで
自身がこの世に居ることが救われるという感覚。

しかし、なにを隠そう、わたしは
彼の小説をほとんど読んだことがないのだ。

(近年はノンフィクションを読んでみて面白かった記憶があるけれど)

これを機に、村上小説を読んでみようかなぁ。

ところで、わたしも

「気分が良くて何が悪い?」と、にかっと笑って言えるような
人生をつくりたい。

(「気分が良くて何が悪い?」は、『風の歌を聴け』に登場する
架空の作家の小説のタイトルだそうだけど、わたし、これが
妙に気に入ってしまった)

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