2016/03/05 (Sat) 尊厳という謎

ひとつ下、思いつくまま「尊厳死の庵」を書いたあと
ん? と、いくつも疑問が生まれた。


◎餓死と、尊厳死の違いは?

今のところのわたしの定義づけなのだけど
「食べたいのに食べられない状況に無理やり人生をエンドさせられる」
のが前者であり
「食べるに困らない環境のもと、ある種の覚悟をもって
死を選び、自らの意思で食事を断ち、衰弱死する」のが後者かな。

んー。

人生にあきらめて、その気になれば食べられるかもしれないが
食べる気力が起こらないとか、食べるためのこれ以上の努力をするならば
いっそ死んでしまったほうがいいと思うに至るケースなどは
どうなるのだろう?

◎わたしのイメージする尊厳死が
「蟄居して、どんどん食事を減らし
坐禅や寝禅をして体が衰弱するのを待つ」なので

ここではそれに特化した話を書いているけれど

世の中では、入院しつつあえての延命治療をしないとか
体が元気なうちに薬物をつかって(肉体の苦痛なく)死なせてもらう
などの方法も、尊厳死と呼ぶのですよねー。

◎わたしが尊厳死について考える際、根底に流れるのは
「この世が嫌で逃げるのではなく、この世とはそれなりの和解をし
だからこそ、この世という執着から素直に手を放せる」
まったく気張らないイメージだ。

◎わたしは「食べない=衰弱死」にばかり意識がいっており
食事以外の、身体性をまるごと忘れていた。

たとえば、お風呂はどうするの?

尊厳死の準備に入ったら、まったく入らない?

衰弱する体であっても、できるだけ気持ちよくいたいので
体が動くうちは、ちゃんとお風呂に入る?

もしお風呂に入らないとしても、着替えはするの?
清潔具合はいかほどを保つ? 一切絶つの?

蟄居の部屋は、陽の射す部屋? それとも薄暗い部屋?

庭に出るくらいのことはして、風に撫でられ
光を浴びて、この世の最期を楽しむ?

いや、執着を絶つために、外の空気はもう吸わぬ?

などなどなどなど、疑問は尽きぬ。


そもそもねぇ、尊厳ってナニ?

(全体の立場でいえば)
個人を尊び、個人の意思を邪魔しないこと?
(おのれの立場でいえば)
自分を尊び、妥協しないこと?

だとしたら、万人共通の尊厳などなく
ひとりひとりの尊厳を探すしかないのかー。


未分類 | trackback(0) | comment(0) |


<<広東白湯麺 | TOP | 尊厳死の庵>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://picnik.blog91.fc2.com/tb.php/4324-5cb55aa9

| TOP |

背伸びせず、ゆるゆると日常生活などをつづります

はえともみ

Author:はえともみ
ちちんぷいぷい~。
(HSPの自覚あり)
「うつと仲良く! ひきこもりだっていいじゃない」と
開き直って生きてたら
元気になってきました。

最新記事

過去ログ

2018年 07月 【35件】
2018年 06月 【72件】
2018年 05月 【86件】
2018年 04月 【104件】
2018年 03月 【112件】
2018年 02月 【88件】
2018年 01月 【89件】
2017年 12月 【91件】
2017年 11月 【89件】
2017年 10月 【94件】
2017年 09月 【88件】
2017年 08月 【80件】
2017年 07月 【77件】
2017年 06月 【97件】
2017年 05月 【120件】
2017年 04月 【83件】
2017年 03月 【102件】
2017年 02月 【87件】
2017年 01月 【77件】
2016年 12月 【100件】
2016年 11月 【91件】
2016年 10月 【70件】
2016年 09月 【73件】
2016年 08月 【86件】
2016年 07月 【70件】
2016年 06月 【63件】
2016年 05月 【70件】
2016年 04月 【74件】
2016年 03月 【64件】
2016年 02月 【44件】
2016年 01月 【57件】
2015年 12月 【64件】
2015年 11月 【68件】
2015年 10月 【74件】
2015年 09月 【71件】
2015年 08月 【66件】
2015年 07月 【71件】
2015年 06月 【65件】
2015年 05月 【74件】
2015年 04月 【68件】
2015年 03月 【56件】
2015年 02月 【63件】
2015年 01月 【56件】
2014年 12月 【52件】
2014年 11月 【50件】
2014年 10月 【41件】
2014年 09月 【40件】
2014年 08月 【38件】
2014年 07月 【36件】
2014年 06月 【32件】
2014年 05月 【32件】
2014年 04月 【31件】
2014年 03月 【40件】
2014年 02月 【35件】
2014年 01月 【27件】
2013年 12月 【48件】
2013年 11月 【79件】
2013年 10月 【57件】
2013年 09月 【28件】
2013年 08月 【28件】
2013年 07月 【33件】
2013年 06月 【46件】
2013年 05月 【25件】
2013年 04月 【26件】
2013年 03月 【59件】
2013年 02月 【85件】
2013年 01月 【73件】
2012年 12月 【34件】
2012年 11月 【59件】
2012年 10月 【50件】
2012年 09月 【43件】
2012年 08月 【22件】
2012年 07月 【23件】
2012年 06月 【21件】
2012年 05月 【17件】
2012年 04月 【27件】
2012年 03月 【4件】
2012年 02月 【10件】
2012年 01月 【11件】
2011年 12月 【14件】
2011年 11月 【10件】
2011年 10月 【34件】
2011年 09月 【2件】
2011年 08月 【4件】
2011年 07月 【2件】
2011年 02月 【2件】
2011年 01月 【1件】
2010年 11月 【50件】
2010年 10月 【16件】
2010年 09月 【38件】
2010年 08月 【40件】
2010年 07月 【30件】
2010年 05月 【22件】
2010年 04月 【20件】
2010年 03月 【12件】
2010年 02月 【45件】
2010年 01月 【16件】
2009年 12月 【31件】
2009年 11月 【15件】
2009年 10月 【14件】
2009年 09月 【45件】
2009年 08月 【28件】
2009年 07月 【37件】
2009年 06月 【27件】
2009年 05月 【29件】
2009年 04月 【38件】
2009年 03月 【33件】
2009年 02月 【42件】
2009年 01月 【39件】
2008年 12月 【37件】
2008年 11月 【35件】
2008年 10月 【41件】
2008年 09月 【35件】
2008年 08月 【32件】
2008年 07月 【33件】
2008年 06月 【29件】
2008年 05月 【25件】
2008年 04月 【30件】
2008年 03月 【31件】
2008年 02月 【28件】
2008年 01月 【32件】
2007年 12月 【33件】
2007年 11月 【38件】
2007年 10月 【33件】
2007年 09月 【46件】
2007年 08月 【36件】
2007年 07月 【47件】
2007年 06月 【33件】
2007年 05月 【57件】
2007年 04月 【52件】
2007年 03月 【49件】
2007年 02月 【69件】
2007年 01月 【8件】

リンク