ともみ@ピクニック

お休みチケット

きのう、寝床でラジオをつけたら
なかむらけんりゅうさんというお人が
膝を打ちたくなるような話を(寝床で膝を打つのは難しい・・・!)
色々とお話されていた(※)。

そのひとつが
年間十日間のお休みチケットを、子供たちに配ったらいい
という話。

(聞き手)たしかに「休んでもいい」と思うだけで随分と
心がラクになりますね。

(なかむらさん)子供に休み方を教えなくては。
そもそも親が休み方を知らないし
学校の先生も(欠席することを)良しと思っていない。
そんななか、どうやって「休み方」「ストレスマネジメント」を
子供たちに教えられるというのでしょう。

わ~ん、大賛成。

わたしはもう子供じゃないけど、これ、大賛成。

大人だって有給休暇というものがあるのだから
子供にも「自分の都合で休みたい」日って、あるよね。

わたしにも子供時代、「どうしても休みたい日」はあった。
結局は休まなかったけれど、死にたいほどの思いをして
学校に行って、それで根性がついたとか、自分のためになった
とか、そういうことって、0.000000000001ミリもなかった。

それに、「学校を休む」ことを消極的な意味あいにとらえる
必要は全くなくて、学校のワクにとらわれない体験をする日と
みればいいのじゃないかな。

「親が大変じゃないか」という問題があるなら
小学校高学年くらいから導入するって、どう?

なかには、「好きな日に休む」手段を子供に与えたら
「逃げ癖がつく」と反対する人もいるだろうけれど
わたしは今の時代、「逃げる」方法を子供に教えるほうが
大事と思う。

聞き手の人もおっしゃっていたように
実際に休むか否かにかかわらず、「休んでもいい」と思えるだけで
気持ちもラクになるだろうし。

そういえば、話は変わるのだけど
15歳~24歳の死亡の割合(2012年)は
自殺46.5%、交通事故13.1%、がん8.8%、心臓病4.4%
その他27.1%・・・というデータを見た。

まあ、実際には、若者の死亡理由の過半数が自殺なわけだ。
(日本では遺書のない自殺は自殺とカウントされていない。
遺書のない自殺は「その他」に振り分けられる、世界的に見て
オリジナルな統計なのだ。という話は、だいぶ前のブログに書いたな)

お休み上手になったら、自殺は減るか? という問いがあるならば
わたしは大いにその可能性があると答えたい。

子供の手にする「お休みチケット」は、自分の心身の調子を
自分で管理する一歩になるだろう。

勉強も大事だろうが、ストレスマネジメントとか
逃げるチカラとか、助けてと声を出す勇気とか・・・・
今の時代、そういう生きるための必殺技を教えるほうが
はるかに必要とされているような気がしてならない。

なお、お休みチケットには、「理由」なんて示す必要はない
というのがイイと思う。

(わたし、かねてから不思議だったのだけど、社会人が
有給休暇の届けを出すときに、なぜ「理由」を書く欄があるの?
「私用のため」とか「通院のため」とか、なぜ表明せねばならん?
・・・「たまにはボーっとしたいんです」とか「遊びに行くんです」とか
そういうのを書けない圧力って、昭和的だと感じてしまうよ)

休むのに、正当も不当もないハズなんだけど
「ただサボる」ために休むというのは、公にしてはいけない
暗黙の了解として、学校にも社会にも浸透している。

ちなみに、義務教育って、「子供側の義務」ではなく
保護者が子供に教育を受けさせるための
「大人側の義務」なのだったよね。


(※)なかむらけんりゅうさんは
東京大学先端科学技術研究センター教授の中邑賢龍さんでした。
この先生の仰っていたことは、そのひとつひとつが時代にマッチしていて
それに「人をちゃんと見ている」学者さんというのが伝わって
とても信頼感がありました。



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