ともみ@ピクニック

本『生きるとは、自分の物語をつくること』(1)

しばらく前に読んだ本
『生きるとは、自分の物語をつくること』
(河合隼雄、小川洋子)の感想を。

臨床心理学の第一人者であられた河合先生と
『博士の愛した数式』などの小説で知られる小川さんが
あ・うんの呼吸のように、人生の秘法を話されており
感激だ。

(河合先生が亡くなられて以降、なんどか図書館で
この本を手にすることはあったが、不思議なことに
これまで読んでいなかった。「読み時」があるのかな?)

スポーツ選手にしろ、科学者にしろ、農夫にしろ、職業問わず
「極めた仕事をしている人」に見える世界というのが
たぶんあって、それは神秘的といってもいい方面のことで
まあ、お二人はそういう世界の体験談を披露されていた。

たとえば

臨床心理士が患者に直接してあげられることはなく
患者が次のステージに移行するのをただ待つしかない。けれど
患者にとっては河合先生のような存在の媒介があってこそ
次のステージに導かれる機会を得るらしいのだ。
(心理士は、道を見せるでもなく、在り処を教えるでもない)。
また、心理士が表向きのポーズを変えずとも、心を患者から離すと
それは如実に患者に伝わる・・・・話など、興味深い。

すばらしい心理士というのは
「あれこれ分析をしてアドバイス」するのではなく
静かに患者に寄り添ううちに、患者の内なる能力を
大いなるものとつなげる力があるようだ。


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