2015/07/05 (Sun) 「働きたい」人とも「働きたくない」人とも一緒に考えたい

ちきりんさんは、3年前に
「生活保護以外、すべての福祉を廃止したらどう?」
という目からウロコ案を書かれているのだが
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20120629

今週は7月2日のツイッターでも「働く」ことに関して
ご自身の考えを述べられていた。

よくある、働かなくてお金がもらえるなら
だれも働かなくなるよ、という意見には

「生活保護がもらえるなら働かない」なんていう人は、働く必要はないんです。そんな人がいい仕事してるはずはないんだから。
https://twitter.com/InsideCHIKIRIN/status/616517075863932928

と返答。

これはね、わたしも思う。

「みな、お金のためだけに働いている」と考えている人は
たぶん、とても狭い労働の価値観で生きているんだろう。

また、働かなくても生きていける社会になれば国が滅びる
というこれまたありがちな意見に対して

働きたくない人には福祉で月15万円渡せばいいと呟いたら、「社会主義の国はそれで破綻した」とかいう返事がたくさんきましたが、それ、全く違ってますよ。社会・共産主義国が破綻したのは、「一億円稼ぐ人にも月15万円しか渡さなかったから」。つまり「めっちゃ働きたい人」の邪魔をしたからです。
https://twitter.com/InsideCHIKIRIN/status/616528308315029504

と、ちきりんさんは返答。

ふ~む。

働きたくない人にまで働くことを強要しないほうが
国としても豊かになれるのかもしれないなぁ。

労働以外の好きなことにエネルギーが向き
それがまわりまわって社会の財産になったり

なによりも、「無理やり働かされている」という
不幸の感覚の総体が減るので、これは有益だ。

昨今、飛び込んでくるニュースを見ていると
「無職」という事件の加害者がたびたびおり
人は労働していないとダメになるのか? と
とられることもあるかもしれないが

単純に、無職=ダメなことをする
わけではないよなぁ。

無職ゆえ、生活難に陥り、やけくそ根性が発生する
(先の新幹線の自殺者も?)ことはあるかもしれないし

また、無職ゆえの、社会にある幻想のレッテルを
自分で貼ってしまい、感覚的にダメダメに陥っていく
こともあるのかもしれないが

これは、ちきりんさんの仰るように
無職者でも生活が成り立つように社会の設計をし直せば
なくなる問題なのではないかしら。

ところで

iku8さんという方の次の意見を、ちきりんさんがリツイートされており
「保育園が足りないという話も、働きたくないのに働いてる生産性の低い人を減らすほうが本質的じゃないかと思います」
https://twitter.com/iku8m/status/616528390468714496
わたしは、な~るほどと思った。

お役所的な発想で、働け! 子どもを増やせ!
保育所も必然増やさねば! なんて
(近代化以降に備わった古い思想を鵜呑みにした)
声に違和感を感じる、わたしは
このiku8さんという方の意見のほうが
すんなり理解できる。

そもそも人生は平等ではなく、自分よりトクしてる人も、ソンしてる人もいます。そんなことをいちいち気にしててもしゃーない。大事なのは「誰かよりトクしてる」ことではなく、自分の生活が「めっちゃ楽しい!」ことであり、そうであれば、誰かよりソンとかトクとか気にならなくなる。
https://twitter.com/InsideCHIKIRIN/status/616520234544054272

という、ちきりんさんにも一票だ。


つづく

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