ともみ@ピクニック

新幹線自殺で思うこと

東海道新幹線のなかで焼身自殺した
(しかも他者を巻き込んでいるのだから
これは殺人であり傷害事件でもあるよな)

71歳の男性は「金銭的な生活苦」の悩みを
周囲に話していたようだけど

これをもって、「もらえる年金が少ない」点だけを
クローズアップするのは違うよなぁと思う。

貧困者のセーフティーネットについて
これからますます策を練らねばならんのは
必須としても、まずは今、目の前にある問題だ。

たしか、年金を支給されていても
それで暮らしていけないほどの額ならば
生活保護を受けられるのではなかったっけ。

こういう話を相談できる公的機関をもっと周知したり
「生活保護をもらうのは悪いことじゃない」という
マインドを育てたり、この悲しい事件をきっかけに
社会(つまり一人ひとりの人間)ができることはある。



「いばや通信」の坂爪さんが、たしかブログのなかで
おっしゃっていたことのなかに

「自分をオープンにしている限り、飢え死ぬことはない」

というのがあったような。

追い詰められた死に方をしたくない人は
いざ困ったときは「自分をオープン」にしましょ。

人間は追い詰められると、心が頑なになってゆきやすい
かもしれないから、できるだけ普段から
「自分をオープン」にする練習をしておいたほうが
いいのかもしれない。



亡くなった人のことを邪推するのは申し訳ないが
この方は「近所の人に生活の苦しさを愚痴る」ことはあっても
本当の意味で自分をオープンにしていなかった
のではないだろうか。

彼の死(自殺、そして殺人)は
お金だけが原因じゃない。

きっかけは「お金」かもしれないが
モノの考え方や、他者との関係、生きる諸々の
総決算がこの事件になったのだと思う。



「貯えがないのは自己責任」的な社会の圧力や

(たしかに自己責任のケースはあるかもしれない。
しかし個別に見れば、様々な事情があるはず。
一概にこういう圧力をかけるべきではないと思う。
さらにいえば
仮に自己責任があったとしても、そこに困っている現実がある
のならば、ごちゃごちゃいわずに助けるよ、という社会にこそ
わたしは生きたい)

自分が受けていない恩恵を他者が無償で授かっているのを
(生活保護の受給など)許せないという人々の暴力的な声や

一度入ってしまった負の歯車から抜け出せなくて
そこから抜け出したいがために自暴自棄になってやれ!
(今回の事件のほか、色々と自暴自棄な事件はある)
という狂気の思考などが

現代日本の振動となって、彼に届いていたのかもしれない。


つづく

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