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中川さんの『縁の切り方』

6月19日(金)

おっとっと、一日期限を過ぎてしまったけれど
図書館に中川淳一郎著『縁の切り方』を返却。

中川淳一郎さんは、週刊誌の連載コラムが
「ふむふむ」とおもしろく、新刊が出たというので
はじめてご著書を読んでみた。

とても正直な方だなー、というのが感想。

ぱつんぱつんにエネルギーがある
(つまりまだ枯れていない)
のが伝わって、それはもしかしたら
現代的な強者ゆえの驕りとなって現れている
面もあるのかもしれないなぁとの印象はあり
本書の内容をまるごと賛同はしないけれど
興味深い話もいっぱいあった。

もう、手元にない本なので
(しかも返却してから、これを書いている今は半月経った)
おぼろな記憶ではあるけれど・・・・少しメモ。

「人は思いつきでモノを言う」という話には
わたしももっと気を留めていようと思った。

わたし自身もそうだけど、まわりの人だって
みんな「思いつき」でモノを言っているのだ。

だから、人の言葉に、ナーブになり過ぎる必要はないのだな。
(自分が気にしているだけで、発した相手は忘れていること
なんて多々あるのだろう。逆=自分が発言した場合も同じ)

ふわふわと、もっと柔軟に、言葉を聞こう。

それから、「学生時代の友人は聖域」という通説はウソだと
著者ははっきり断言していたっけ。

よく、学生時代の友人とは何十年会っていなくても
会えば一瞬にして「あのときに戻れる」なんていうけれど
そんなことはないよねー。

(仮に「あのときに戻っている」としたら、それは
今ではなく過去を見ているだけ、過去の相手や自分を
なつかしんでいるだけなのだろう)

お互い、歳月の分だけ経験を重ね、知識も考え方も
当時とはまるきり違うのだから、まるで別人同士に
なっているんだよねー。

わたしは前々から推測しているのだが
「学生時代の友人との再会」で嬉しいのは、なによりも
過去の自分の時間を再び大切に手元に取り戻せた
感覚によるものではないのだろうか?

もちろん、時間が経って、ますます好きな人間に相手が
なっていた場合の再会は、とてもとても至福なひと時だろうが。

なつかしさや、記憶という魔法の力を借りているのを忘れて
「学生時代の友人はすばらしい」という、すりこみの聖域に
喝を入れた著者に拍手を送りたい。

(もちろん、人間だもの、なつかしんでもいいし
情と記憶を好きなように絡ませて味わうのもいい。
わたしにも今も大切にしたい学生時代の友人はいる)

しかし、すごいタイトルをつけたものだな。
『縁の切り方』だって。
(ちなみに副タイトルは「絆と孤独を考える」)

タイトルだけ見れば「人とのつながり乏しく
孤立した生活を送る」人の書いた本と誤解されるかもしれないが
そーんなことはまーったくなく、著者はとても人とのつながりを
大切にしておられる。

だからこそ、闇雲にまわりの人を大切にし過ぎて
自分がパンクしてしまうする前に、人間関係を整理しよう
という話なのだと思う。

そこに至るには、彼の、アメリカでの孤独な子供時代や
婚約者の自死という体験があったことも明かされており
著者の前半生の物語としても読める本なのであった。

◎おまけ◎ これを読むのに、はじめて中川さんのツイッターを
覗いてみたら、(挑発的な単語はおいといて、っていうか
字面だけを見たら、すごいオヨヨな人にとられるかもしれないが
本書を読んだあとなので、わたしはやや面食らいはしたが
これも彼の自分を守る要素であり、職業上の顔なのかなぁと
勝手に推測)、彼の食生活に興味がわいた。パクチー好きなのね。


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はえともみ

Author:はえともみ
 
万の風になって、生きる。

ちちんぷいぷい~。
(HSPの自覚あり)
「うつと仲良く! ひきこもりだっていいじゃない」と
開き直って生きてたら
元気になってきました。

→ 近年は、老母の観察メモの
(&それに伴う自身の変化など)
色合いが濃くなっております。
・・・ま、長い人生の一コマですな。

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