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女と男、そしてお金

なにやら、にわかに注目を集めている「後妻業」。
確かにその言葉の響きだけでも、インパクトがある。

先日の朝、お布団のなかでケイタイのテレビ音を聞いていたら

「男の人も、それは承知の上なんですよ。
二人のあいだに愛はない。相手の女性は
自分のお金が目当てなんだって。

さみしさを埋められるなら、そういう女性でも
いいと、男の人自身が思っているです」

と、そのスジ(?)に詳しいという人が語っていた。

ふぅぅぅむ。

わたしは、ひとり大好き人間なので
「孤独感をまぎらわすために、異性にお金を使う」
という感覚がわからないけれど
まったく想像の余地がないわけではない。

また同性として、「お金目的の結婚」をする女性に
親和の情はわかないが、それでも
「生きる状況が違えば、人はどうなるかわからない」
程度の思いはある。

もう十数年前になるけれど
ベトナム女性の半生を描いた小説『天と地』を読みながら
「わたしも、当時のベトナムに生まれたら
他国の異性によって人生を大きく変える
そんなこともあったかもしれないなぁ」と思ったっけ。

もっといえば、『天と地』なんて読むずっと前から
「もしも、わたしが敗戦後の日本に、娘さかりで
お金をはじめ、なにもない、ないないずくしの身であったら
勝戦国の男性と親しくなって、人生の舵取りをしようと
したかもなぁ」と漠然と考えたこともあった。

(しかし、そんなことを考えるなんて、昔から
わたしはなんてヒマジンなんだ。。。
ま、ドラマなどで当時の女性の生き方を観て
そういうことを考えたのだろう。。。)

そういえば、多くの友人たちの結婚を見送ってきて
「愛だけ」で結婚した人を、わたしはあまり知らない。
(わたしが知らないだけで、実際はどうかは不明)。

適齢期になった彼女たちは
「これといった人が現れなかったから」とか
「今から誰かを探すのは大変だから」と
たまたまそのとき付き合っていた男性や
昔から好いていてくれた男性と、結婚していった。
(もちろん、お相手の男性は一流企業にお勤めだ)。

彼女たちはとても常識的なのだと思う。
相手の経済力をまったく気にせずに結婚に踏みきれる
のは、ほんの一握りの女性であろう。

(男性の側からすれば、これまた男性なりの、口には出さない
愛以外の条件を胸に秘めていても不思議ではない)。

そもそも、「お金目当てに人の命を奪う」なんて言語道断だが
お金と男女のつながりには、大昔から切ってもきれないものがある
のだろう。

「後妻業」の正確に意味するところを知らないが
仮に「お金を頼って、後妻となる」だけのことならば
そう目くじらを立てることではないのかも。

中年ロマンチストの我としては
男女は愛をもって結ばれて欲しいなぁ・・・といまだに思うけれど

案外世間では、孤独とか、お金とか、あるいは世間体とか
そんなものでも、男女の仲はまわっているらしいのである。

豊かな日本に生まれ育ったわたしは
男性と恋に落ちて人生のステータスを上げる
ということに憧れはしないが
もしも生まれた環境、育った環境がちがったら
わたしなりのシンデレラ物語を望んだかもしれない。
(まったく愛情を感じない人とは一緒にいられないけれど
まあまあイイなと感じられる人となら、金銭という秤も働かせ
より経済的に余裕のある暮らしへ、より色んな体験をできる人生へ…
階段を登っていくように、人生を楽しんだかもしれないぞ)。

ま、色恋のうすい人生を歩んできた、わたしのたわごとである。


**追記**

上の文章を読み返してみると、「その気はない」といいつつも
シンデレラストーリーを自分にあてはめる話を三回も
書いているではないかっ。
(しかも、ちょっとずつ話が具体的になっている)。

実は、深層心理では、その気満々なのじゃないか? 自分。
むはっ。


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はえともみ

Author:はえともみ
 
万の風になって、生きる。

ちちんぷいぷい~。
(HSPの自覚あり)
「うつと仲良く! ひきこもりだっていいじゃない」と
開き直って生きてたら
元気になってきました。

→ 近年は、老母の観察メモの
(&それに伴う自身の変化など)
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