FC2ブログ

生命の小なる便り、大なる便り

寒い日である。雨が止んだかと思えば、氷が降ったり。近所の無人庭のふきのとうも、いっせいに縮こまったように見える。
                       *
さて、夕べは、「うう~。大便詰まってる~」感情に押され、過日試みてよかった肛門マッサージ(人差し指を肛門の穴に入れ、ぐりぐりマッサージしてると、たまに、ガスが出てくれることがある)を、寝る前に試みた。シャワー浴びながらね。そしたら、指の第一関節余りが肛門に侵入したあたりで、大便の固い蓋を触感。ううう~。蓋の脇からさらに肛門侵入を進めると、まるで粘土のような固い大便が詰まっているのがわかる。ぐりぐりぐり、粘土大便のまわり、肛門内円に、指を沿わす。何周も、何周も。そしてトイレに移動して、親指ほどの大便を、やっと排出。

<小便も、大便も、生命の小さな便り、大きな便りなのです>というような文章を、瀧村修さんという方が御著書のなかで書かれていたが、まさにそれを感じる今日このごろ。糞詰まって体が苦しくとも、体に不平不満を言うまい!という気持がおのれの中からわきあがってくる。
                       *
お布団のなかで、山形在住の精神科医、桑山紀彦さんの話を聞いた。からだじゅうに痣のある女の子、彼女は、無意識のうちに自分のからだを抓り、からだを痣だらけにしているのである。空爆のイライラが募った兄に暴力をふるわれても、「それで兄さんがすっきりするなら、それでいい」と耐える男の子。いずれも桑山さんの接してきたパレスチナの子どもである。彼は、心の傷を癒す大切さを訴える。仕舞い込んだから、それでいいということは決してない。奥に闇を仕舞ったら、それはじくじく膿んでしまう。だから早いうちに引き出しておかねばと。パレスチナの空爆によるトラウマ、それはたとえあの地に平和がやってきても、あと60年は見守らなくてはならないとも。彼の見たパレスチナは、壮絶で悲劇ながらも、愛にあふれ、人間への信頼がみなぎっていた。併せてイスラエルの人々の心を溶かすような話もあった。おおぅ。彼の語りは単なる報告でなく、つるっと皮をむいた熱い生身の感情を伝えている。だからちっとも説教臭くない。途中、「日本国内の医師不足が叫ばれるなか、海外への医療ボランティアはいかがなものか?な声もありますが」の質問にも、ちゃんと答えておられた。ところで。桑山さんは、小さい頃、味噌っかすな少年だったという。皆の飛ぶ跳び箱が飛べない。皆と同じような絵が描けない。そんな彼を、「頭のなかの歯車が足りないんだ」と兄はからかったらしい。桑山少年はそれをまともに受け、「そうか、ボクの頭のなかの歯車は足りないんだ。だったら、頭のなかの歯車を足すために、お医者さんになろう」と、幼き頃から考えていたとか。今、精神科医となった彼は言う。「だけど、決して足りない歯車を足すことはできないんだと知りました。その上で予防を張れるようになったし、昔ほど、落ち込まなくなりました」。

コメントの投稿

非公開コメント

背伸びせず、ゆるゆると日常生活などをつづります

はえともみ

Author:はえともみ
 
万の風になって、生きる。

ちちんぷいぷい~。
(HSPの自覚あり)
「うつと仲良く! ひきこもりだっていいじゃない」と
開き直って生きてたら
元気になってきました。

→ 近年は、老母の観察メモの
(&それに伴う自身の変化など)
色合いが濃くなっております。
・・・ま、長い人生の一コマですな。

徒然な日々も、留まることはない。
すべてがいとおしい。だから書く?

最新記事
過去ログ

2020年 05月 【54件】
2020年 04月 【66件】
2020年 03月 【56件】
2020年 02月 【28件】
2020年 01月 【90件】
2019年 12月 【66件】
2019年 11月 【68件】
2019年 10月 【74件】
2019年 09月 【50件】
2019年 08月 【95件】
2019年 07月 【59件】
2019年 06月 【100件】
2019年 05月 【76件】
2019年 04月 【67件】
2019年 03月 【74件】
2019年 02月 【55件】
2019年 01月 【70件】
2018年 12月 【57件】
2018年 11月 【73件】
2018年 10月 【63件】
2018年 09月 【76件】
2018年 08月 【54件】
2018年 07月 【65件】
2018年 06月 【72件】
2018年 05月 【86件】
2018年 04月 【104件】
2018年 03月 【112件】
2018年 02月 【88件】
2018年 01月 【89件】
2017年 12月 【91件】
2017年 11月 【89件】
2017年 10月 【94件】
2017年 09月 【88件】
2017年 08月 【80件】
2017年 07月 【77件】
2017年 06月 【97件】
2017年 05月 【120件】
2017年 04月 【83件】
2017年 03月 【102件】
2017年 02月 【87件】
2017年 01月 【77件】
2016年 12月 【100件】
2016年 11月 【91件】
2016年 10月 【70件】
2016年 09月 【73件】
2016年 08月 【86件】
2016年 07月 【70件】
2016年 06月 【63件】
2016年 05月 【70件】
2016年 04月 【74件】
2016年 03月 【64件】
2016年 02月 【44件】
2016年 01月 【57件】
2015年 12月 【64件】
2015年 11月 【68件】
2015年 10月 【74件】
2015年 09月 【71件】
2015年 08月 【66件】
2015年 07月 【71件】
2015年 06月 【65件】
2015年 05月 【74件】
2015年 04月 【68件】
2015年 03月 【56件】
2015年 02月 【63件】
2015年 01月 【56件】
2014年 12月 【52件】
2014年 11月 【50件】
2014年 10月 【41件】
2014年 09月 【40件】
2014年 08月 【38件】
2014年 07月 【36件】
2014年 06月 【32件】
2014年 05月 【32件】
2014年 04月 【31件】
2014年 03月 【40件】
2014年 02月 【35件】
2014年 01月 【27件】
2013年 12月 【48件】
2013年 11月 【79件】
2013年 10月 【57件】
2013年 09月 【28件】
2013年 08月 【28件】
2013年 07月 【33件】
2013年 06月 【46件】
2013年 05月 【25件】
2013年 04月 【26件】
2013年 03月 【59件】
2013年 02月 【85件】
2013年 01月 【73件】
2012年 12月 【34件】
2012年 11月 【59件】
2012年 10月 【50件】
2012年 09月 【43件】
2012年 08月 【22件】
2012年 07月 【23件】
2012年 06月 【21件】
2012年 05月 【17件】
2012年 04月 【27件】
2012年 03月 【4件】
2012年 02月 【10件】
2012年 01月 【11件】
2011年 12月 【14件】
2011年 11月 【10件】
2011年 10月 【34件】
2011年 09月 【2件】
2011年 08月 【4件】
2011年 07月 【2件】
2011年 02月 【2件】
2011年 01月 【1件】
2010年 11月 【50件】
2010年 10月 【16件】
2010年 09月 【38件】
2010年 08月 【40件】
2010年 07月 【30件】
2010年 05月 【22件】
2010年 04月 【20件】
2010年 03月 【12件】
2010年 02月 【45件】
2010年 01月 【16件】
2009年 12月 【31件】
2009年 11月 【15件】
2009年 10月 【14件】
2009年 09月 【45件】
2009年 08月 【28件】
2009年 07月 【37件】
2009年 06月 【27件】
2009年 05月 【29件】
2009年 04月 【38件】
2009年 03月 【33件】
2009年 02月 【42件】
2009年 01月 【39件】
2008年 12月 【37件】
2008年 11月 【35件】
2008年 10月 【41件】
2008年 09月 【35件】
2008年 08月 【32件】
2008年 07月 【33件】
2008年 06月 【29件】
2008年 05月 【25件】
2008年 04月 【30件】
2008年 03月 【31件】
2008年 02月 【28件】
2008年 01月 【32件】
2007年 12月 【33件】
2007年 11月 【38件】
2007年 10月 【33件】
2007年 09月 【46件】
2007年 08月 【36件】
2007年 07月 【47件】
2007年 06月 【33件】
2007年 05月 【57件】
2007年 04月 【52件】
2007年 03月 【49件】
2007年 02月 【69件】
2007年 01月 【8件】

リンク