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輪廻の覚え書き

輪廻転生について、禅宗のある坊さんは「そんなバカなことはない。んなこといったら、インドの貧しい生まれのひとはどうなるっ。『こんな生に生まれたのは、前世の行いが悪かったから』なんていったら、これは大変な差別だ。輪廻なんてばかばかしい・・・・」と言っていた。うーん。この発言を聞いたとき、わたしにはわだかまりの感情がわくだけで、反論する確かな言葉をもたなかった。が、今はこういう考えに行きつつある。

⇒ 貧しい環境、障害をもった体、大変な運命などなどなどの元に生まれたことを「不幸」と見積もること自体が誤まちなのである。これに限らず、「魂」とか「あの世」とかもろもろの話につながるのだけど、「今の、目の前の価値観、目の前の常識だけ、で、はかろうとするから、そんなバカな!と言いたくなるのであって、土俵を変えてみれば、すっきりとした法則が見えてくる。(その法則とは何ぞや? 輪廻転生の法則である)。

ところで、「困難はそれを乗り越えられる者にだけやってくる」「自分は困難を克服できる選ばれし人間なのだ」のようなモノ言いが以前のわたしは大嫌いだった。(今も好きではないが)。ただ、「苦しみを和らげるために、そんな方便で自分を誤魔化して。けっ!」としか思わなかった以前に比べ、「生まれたならば、それ、それなりの理由があるのだろう」とも今は思うようになったので、上記のようなモノ言いも、以前ほど嫌いではなくなった。

先日の『未来世療法』(わたしはべったりとこの本に取りつかれているわけではない。たまたま読んだばかりなので―)に書かれていたことであるが、「私たちの魂は自分の両親を選びます」(29頁)らしい。へぇ。これを読んだわたしは格別に疑いはしなかった。「虐待する親の元に生まれる子供もいるが、どういうこっちゃい?」の疑問もわこうが、そこには実にシンプルな(拍子ぬけするほどの)答えが本書のなかに用意されている。そして、そのシンプルな答えこそが、人生を普遍的に表現しているともいえよう。

以下、メモである。⇒ 「輪廻転生はコンスタンチヌス帝の時代にローマ帝国が修正を加えるまでは、新約聖書にも書かれていたのです。イエス自身も、輪廻転生を信じていたのかもしれません。彼は弟子たちに、洗礼者ヨハネがエリヤの再来であることがわかったかどうか、たずねています。エリヤはヨハネより九百年も前に生きていました。これはユダヤ神秘主義の基本的な教義です。ある宗派では、十九世紀の初めまで、輪廻転生は一般的な教えでした。」(『未来世療法』20~21頁)。


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はえともみ

Author:はえともみ
 
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(HSPの自覚あり)
「うつと仲良く! ひきこもりだっていいじゃない」と
開き直って生きてたら
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→ 近年は、老母の観察メモの
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